シルバー「…くそっ」
バンリ「…、お助けいたしましょうか?」
シルバー「誰だっ!!」
バンリ「以前、ショウリさんの旅籠やでお見かけした方ですね
私はバンリと申します、今は関係のないことですが」
シルバー「っ、去れ!俺に関わるなっ」
バンリ「その怪我は、イエローを助けたからでしょう?あの子も、ショウリさんに止められていたにも関わらず、やっぱり無茶して、また男の子の格好をしてこんな夜更けに出歩くなんて…、貴方、イエローにつけられていたのを知っていたのでしょう?」
シルバー「…何故…」
バンリ「私もまた、貴方ではありませんが人探しをしておりましたので
それにイエローのことは私が助けるつもりだったんですよ、ただ、私よりも先に貴方がイエロー庇い怪我された
恐らくイエローは気がついていない、だったら、私がお礼をしようかと、そう思った次第です
問題が?」
シルバー「…俺に関わるな、貴様には関係のないことだ」
バンリ「失礼な言い分ですこと、手を貸して差し上げます
あなた方が住みかとしている、その近辺は知っております。
そこに毎回配達させていただいているんですから」
シルバー「っ、貴様、一体何者だっ」
バンリ「何者だ、なんて、ふふっ
イエローの親友で、そして呉服屋の娘でございます
さぁ、無茶はなさらないでくださいな」
シルバー「さ、さわるなっ、うっ、うわっ」
バンリ「静かになさった方がよろしいかと思いますが?」
シルバーとバンリのCPにするつもりはない
バンリはただ、イエローが大好きなだけなのです
イエローのためなら、普段やらない人のための行動だって何のその
イエローが関わってなかったら、多分シルバーを簡単に見捨てた
だけどシルバーがイエローを庇ったから、だからバンリはシルバーを助けようと思ったわけですよ
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