ゴールド「はぁぁ~」
ラルド「ちょっとゴールドさん、お寺にそんな湿気た空気持ち込まないでよ」
ゴールド「ひっでぇな、エメラルド
傷心の俺に優しくしようとは思わねぇのかよ」
ラルド「悪い空気が更に悪いものを呼び込むんだから」
ゴールド「でな、エメラルド
俺がこんなに落ち込むのにはすっげぇ深い理由があるんだぜ」
ラルド「勝手に話だすなぁ!」
ゴールド「なぁんでバンリさんは、あんなに綺麗なんだろうな」
ラルド「…、はぁ?」
ゴールド「あん人、ホント…、綺麗なんだよ」
ラルド「そりゃバンリさんは美人だけど」
ゴールド「そーいうんじゃねぇ!そりゃ、外見もめちゃくちゃ綺麗なんだけど!」
ラルド「…何かゴールドさん、ホント今、ウザいんだけど」
ゴールド「あん人が綺麗なのは、中身なんだよ
俺が知ってる誰とも違う、全然違う。あんな人、初めて見たんだ」
ラルド「はいはい、ベタボレなのは分かったから、さっさとどっか行ってくださいよ」
ゴールド「俺が何でバンリさんに惚れてるって分かった!
すごいなラルド!!」
ラルド「わからいでかっ」
レッドさんでも書けないことはなかったが、そこまでレッドが心底惚れるだろうかって言われると、違う気がするよね
愛は美化されるものである
別にバンリが不細工だとは言わないけど
寧ろ外見は美少女、ってことを意識している。外見はね、外見は…