ゴールド「バンリさんっ!!
俺の話を聞いて欲しいっすっ!」
バンリ「あらあら、まぁ
店先が騒がしいと思えば、私にお客様でしたか
奥にどうぞ」
ゴールド「バンリさん!
俺、アンタが好きなんっす!すっげー真っ直ぐで、綺麗で、んでホント芯があってカッコウいいアンタが!!遊郭の女たちとは全然違って、アイツらはアイツらで綺麗だけど、バンリさんとは全然違う。そんで、バンリさんはアイツらに同情もしない、見下しもしない。そんなアンタが、俺は好きなんだ!だから、他の男となんて結婚しないで下さいっ
んで、俺と結婚してくださいっ!」
バンリ「ふふっ、喜んで」
ゴールド「何でっすか!?やっぱもう破談なんて、それとも相手の男がって…え??」
バンリ「ですから、喜んでと申しております」
ゴールド「まっ、まじっすかっ!?」
バンリ「ええ、構いませんよね、お父さん」
センリ「ああ、寧ろうちにとっては喜ばしい話だが…
そういう話は奥に行ってしなさい、店先でする話ではない」
バンリ「では、少し出かけてきますね。いきましょう、ゴールドさん」
ゴールド「はいって、え、っえぇぇぇっ」
バンリ「ふふっ、こちらです」
ゴールド「ば、バンリさん、マジでいいんすかっ、ツワブキん家の若様は」
バンリ「よろしいのです、あの方は話を合わせてくださっていただけなんです
独身を気取られる方がお似合いの方ですしね
もちろん本当に婚約することになっても構わなかったんですけど、でも、私はこちらの方が嬉しかったですよ。ですから、何の問題もありません」
ゴールド「んじゃっ、これからバンリさんは俺にやさっしーく笑いかけて下さいね
バンリさん、なっかなか笑ってくれないんですから」
バンリ「あら、それは、ふふっ
どうでしょうねぇ」
ゴールド「ちょっ、バンリさぁんっ」
バンリ「ふふっ」
ツンデレっっていうより天邪鬼
予想外だなぁ、ここのCPをココまで書くことになるなんてなぁ
結構いい感じかもしれないぞ、と
少なくとも今まで書いたバンリ絡みから考えると、これが一番乙女かもしれない
心理も分かりやすい、いつもが分かりにくいからね
最後の最後でたどり着いたぜぇーい
分かりにくい子だから、困ってたんだよ
さて、後はシルイエとレブル
…ここは最後までくっつかない心積もりをしていただけに、書きにくいぞ、どないしよ!
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