それは昨日の夜のこと。っつーか今日の明け方か
羽音が気になって眠れない

なんていうかさ、夏の夜に蚊がまとわりついてきて、だぁーーっ！ってなって眠れないとか、よくあるよね
そのうちどっかいくだろーと思ってしばらく我慢するんだけど、何回も近づいてくるから途中でイラついて、退治に乗り出す
電気をつけてみて、蚊取マットを用意。豚さんの形をしている、液体は残り少ない
・・・今年の夏ぐらいは乗り切ってくれよ、とか言い出す
電気を消して寝る
やっぱ羽音が聞こえる
うだー！となってもう一度電気をつけると、ふらふらにのって飛んでるヤツを発見

ぱちん！

まぁ、夏の風物詩だよね


ところが昨日は違ったんですよ。違ったんですよ
羽音が明らかに違ったんですよ
ありゃ蚊の羽音じゃなかったのよ、百歩譲って蝿でもなかったのよ。蝿でも！ベルゼじゃなかったのよ
ひどいじゃない！？
あれ、絶対蜂の羽音だったわよっ！！

しかも、電気をつけているときは全然わからないの
それなのに電気を消して寝静まるとだね、どこからともなく蜂の羽音が聞こえてくる
おいおいおいおいっ！！ピンチ！？ぼくぴーんちっ！！？
電気をつけ、蜂の姿を探す。静かに静かに集中する。しかし結局ヤツは出てこない
ちょっと本を読んで心を落ち着け、電気を消してねる。しばらくするとやはり聞こえてくる、ヤツの音
恐怖がにじりよってくるぞなーーっ！！電気をつけよーっ！
いや、でもやっぱりいないぞっ！！

それを何度か繰り返す。一時間ぐらいつぶしちゃった気がする。そんな深夜３時の格闘戦
…結局その部屋から逃げて、別の部屋で寝ましたけどね
あと、蜂の姿がいまだに見えないことが気にかかる。やつはどこにいったのだ

思えば蜂に苦しめられることが、つい最近もありやしたよ
スズメバチをあんな近くで見たのは初めてだ！

私の家の隣は空き地でして、そりゃ虫が大量に生息していることでしょう。仕方がない…
夜蝙蝠が飛んでいる。一度蝙蝠とぶつかったことがある。原付のってて
…ヘルメットにぶつかってきた
僕のヘルメット、顔全部を覆う形だったので蝙蝠が顔にぶつかることはなかった
前プラスチックなんだよね。うん、そのプラスチックにべっちゃりとくっついたよ
思わず叫んだね
すぐ飛んでったけど、でもまじ鳥肌だった
っていうか蝙蝠って超音波でぶつからないんじゃねぇのかい！？

まぁ蝙蝠の話はおいといて

んで、僕の部屋は空き地に面しております
常に網戸とか完璧！にしている。だけど進入してくるやつら
進入口はわかっているんだ！あそこだよ、エアコンっ！
エアコンって構造上どうしても外と穴でつながっているワケでしょう
んでね、その穴からね・・・進入してくるんだよ

エアコン内部から羽音が聞こえる、あぁー、これは穴に入ったなーとか思いつつエアコンを凝視
いや、こっちに入ってくるんじゃねぇぞーとか思いながら
したらばね、したらばね

「こっちに出てくるのねーーっ！？」とかいう私の絶叫が響く。あろうことか、外じゃなくて部屋の中に出てきたんだよ
なんでだよっ！反対側のほーが穴でかいでしょっ！？

しかもね、しかもね、出てきた蜂が

拳大だった…
どゆことよ…

とりあえず逃げる
REBORNの夢を書いていたのだが、けっこーいーとこだったのだが、気にせず逃げる
部屋を出て、扉を閉める。息を整える
そして扉をそろぉっと小さく開ける

…電気にまとわりついていらっしゃる
でかい、でかいよ蜂。俗に言うあなたは、すずめ蜂とか、そういうヤツなのかい？そうなんだろぅ！？
さされたら僕死ぬの！？あ、それ２回目だっけ
いやいやいや、さされるとかありえないしっ！とか思いつつ眺める
したらば僕のいるドアの方向に飛んできた

「ぎゃーっ！」叫んでドア閉める
んでまた息を整える

もう一度意を決してドアを開ける。窓を開けて追い出さなくては！と思ったワケですな
したらば姿が見えない
いやいやいや！どっかにいるんだろう、同じ空間にいるなんて考えられないことだぞ！そのまま生活なんて出来るかい、いつ出てくるかわかんないのにっ！とか思いつつ、挙動不審に部屋を歩く

そして見つけた
網戸にとまっていらっしゃるーっ！

まだ部屋の中だけど、これ、窓を閉めたら外に出せることになるぞっ！と気づいた私
このまま窓を閉めればいいだけさ
蜂くんは網戸と窓の間に閉じ込められるだけなのさ
ははっ、そういうことだろうっ

ってことで、そろぉーり窓を閉めました。蜂、飛ばなかった…！！

ぼく、ぶじーっ！！

そのあと定規を持ちながら長さを図ったり、写メろうとするが動き回るので失敗
窓ガラスという壁を一枚隔てるだけで、人間は強くなれるのだ


そういや過去に二度
エアコンの穴を通って、蝙蝠が二度侵入したことがありました